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hotsumi diaryは、オーナーの私自身が見たり、聞いたり、食べたり、話したりして
興味深かったこと、 楽しかったことなどを紹介していくページです。
 2008/09/30(火)  まあるいつきのよるに


青山のSHIZENで開催中の松岡洋二さん、装子さんの夫婦ふたり展に行く。

洋二さんのクリアでシンプル、暖かみのある作品と、
装子さんの不思議で美しい生き物達が描かれたものがたりのある作品。

同じ素材なのに表現が違っているふたりの作品を一緒に見られる贅沢な展覧会。

洋二さんの作品は、フォルムに無駄がなく美しいのに、人を迎え入れる暖かみがある。ワイングラスや鉢、ボウル、カラフェなど食卓に彩りを添えてくれそうな作品が揃っていた。

装子さんの作品は、いつ見ても見惚れてしまう。
彼女の持つ世界観に。ガラスの素材感、色の使い方や絵そのものの持つ魅力。ものがたりの世界に引き込まれる。鉢や、グラス、花器などを展示。

装子さんの布に描かれた大きな絵も魅力的だった。
お店の外から見ると、奥にかけた絵と手前の絵が重なって立体感を創り出している。

気持ちよく置かれた作品を、ゆっくりと見て楽しむ事のできる展覧会。

10/2(木)まで

2(木)は洋二さんがいます。

まあるいつきのよるに 松岡装子・松岡洋二二人展

SHIZEN
渋谷区千駄ヶ谷2-28-5
03-3746-1334
http://utuswa-kaede.com/shizen
 2008/09/08  スペシャルな一日


2年越しの思いが叶って昨日行ったおつきゆきえさんの朗読会。

本当に本当に素晴らしい時間になった。

この日は目黒にあるカフェアントミミで。

読んでくださったお話は

「どんぐりと山猫」「やまなし」「紫紺染について」

それぞれ違うタイプの話し。
「どんぐりと山猫」は誰もが知っているお話。
でもやっぱりおつきさんが読むと全然違って聞こえる。
登場人物が生き生きと見えて来る。
そして「やまなし」は本当に美しくて透明でピュアなお話。
水の透明感、かにの兄弟のささやき声・・。クラムボンの笑い声・・。
このお話をどんなに大切におつきさんが扱っているかが
空気にのって伝わって来る。
最後の「紫紺染めについて」ほのぼのと暖かいユーモア溢れる作品。

きらきらと様々な色の絵を見る様にあっという間に時間が過ぎてしまう。

朗読が進んで行くに連れて、そこにいる人達みんながひとつになっていくのを
感じる。昨日見えた方達、ものすごく感度の良い方達だったと思う。

そしてなんといってもおつきさんが賢治の朗読会のはじまりに毎回読んで下さる
注文の多い料理店の序文。

この文章が本当に美しくて、透明で完璧で
何度聞いても自然と涙が出て来てしまう。

この文章を聞くといつも私は調律されるような気持ちになる。

おつきさんの朗読の魅力。頭じゃなくて、心に響いてしまう。

だから終わった後すぐに感想なんて言えないし、
気持ちを言葉に置き換えられない。

その言葉にできない気持ちはずっと余韻となって心の中に残る。

これが心の栄養になっていく。

一緒に時間を共有した人達も同じ気持ちなのが表情を見ているだけで分かる。
 2008/09/08  美味しい時間


朗読会の後、ミミのスタップ町田美保さんが今日この日の為につくってくれたお菓子を頂く。

いちじくのワイン煮のケーキ、そしてぶどうとなしのゼリー。

今回の朗読会、何を読んでくれるのか当日までまったく分からなかった。

なのでまったく打ち合わせなどないというのにこの偶然!!

「やまなし」のお話とゼリーがリンクしてしまった。

こういう事が起こるから楽しさも倍増。

朗読が終わり、おつきさんを交え話しが弾む中、おつきさんが賢治の朗読を始めたきっかけの話しをしてくれる。

やはりこの方は行うべくして行ってる方なんだと改めて感じる。

今日のこの日、本当に特別なきらきらとした宝もののような時間となった。

いつもおつきさんがおっしゃっているここからひとりかけても、ここに一人加わっても全く違う時間が生まれる。今日のこの日のこの時間はここにいる人達としかつくれない時間。

まさに、この日来ている方達全員でつくった時間。

誰もが去りがたくて、なかなか終われなかった。

そしてなによりも嬉しかったのは、「是非また企画して下さい。」「定期的にやって欲しい」と言ってもらえた事。

次回はseedの展示期間最後の日に今度はもうひとつのプログラム、「大人のための絵本の会」が待っている。

どんな時間が生まれるのか今から楽しみで仕方ない。

素晴らしい時間をつくってくれたおつきさんとお越し頂いた皆様に、
感謝の気持ちでいっぱいです。

 2008/09/01  舟越桂 夏の邸宅


庭園美術館で行われている展覧会に行く。

美術館までの道のり、大きな木が繁る広い道のりを歩いて行く間の
緑のトンネルと、蝉の声に夏の名残を感じる。

空間と作品の関係性、そして照明による演出が素晴らしかった。
その関係性の重要さを改めて感じる展覧会だった。

普通の美術館とは違い、実際に人が使っていた場所なので、壁紙に模様があったり
壁面に装飾が施されていたり白い壁面と言うのはほぼない状態。

でも作品それぞれが場所場所にぴったりとあっていて、まるでその場所の為に
つくられたというくらいに調和していた。

2003年に現代美術館で行われた回顧展で見た作品も展示されていたが、
全く印象が違う。

現代美術館で見たときは「静」を感じ、今回は「気配」を感じる。

明るい時間帯と、夜2回観に行った。

夜の展示は空気感の密度がぐっと高まり、より作品との距離感が近くなる
気がした。2度目だったせいもあるかもしれない・・・。

そして、一度目は作品のBGMが蝉の声だったのに対し、夜は秋の虫の声。
その後に雨音に変わった。

どちらもそれぞれに心に染みた。

なんとなく見終わった後も余韻が残って去りがたい気分で、なんども
ソファで休憩したりかなりゆっくり見て回った。

隠れた部屋にも作品があるのでお見逃しのない様に・・・。

彫刻、ドローイング、版画作品を展示。

ドローイングは額装がなく、そのままむき出しで張り出されているので、
かなり贅沢な展示。

9/23(火)まで

舟越桂 夏の邸宅 東京都庭園美術館

東京都白金台5-21-9
03-3443-0201

OPEN 10:00-18:00
CLOSED 9/10

ドレスコードがあります。

木のアクセサリー、ボタンなど身につけて行くと、
入場料が割引になります。(置きものなどはNG)

 2008/08/04(月)  ルピシアティースクール 作家グラスでアイスティーを楽しむ


また暑さがぶり返してきました。アイスティー日和です。

お茶の専門店ルピシアさんで松岡洋二さんのグラスを使った
第1回目のアイスティー講座が行われました。

前半はルピシアスタッフの小西さんによる美味しいアイスティーの入れ方や
水出しとお湯だしで同じ茶葉を使ってその違いを飲み比べしました。
ここでは自由が丘限定のジャスミン茶ブーケロワイヤルを。
とても柔らかな香りの上品なお茶でした。
その後で、松岡さんのうす口グラスと、ストレートのタンブラーで実際にお茶の
飲み比べ。お茶は凍頂烏龍春茶清茶。グラスに合わせてたくさんの種類のお茶の中からスタッフの方がセレクトしてくれたもので、写真はちょっとみなさん飲み終わってしまった後だったのでお茶の色が分からないのですが、とてもきれいなグリーンでした。

この違うグラスでの飲み比べ。ホントに違いがはっきりでました。
タンブラーの方は香りがほとんどしないのに対してうす口グラスはしっかり香りを溜めてくれます。これは参加者全員の方があげてくれた感想でした。

もともとこのうす口グラスは、松岡さんが「香りを楽しむグラス」という提案で
つくっているグラス。なによりも嬉しい感想です。

その後、松岡さんの紹介や吹きガラスの制作行程を写真で紹介したり、作品に関しての話しなど、私も少しお話をさせて頂きました。

「ガラスが綺麗」「もう少し小さいと使い易そう」「ラインはどうやって入れるの?」「これは何に使うの?」とお客さまからもご意見や質問を色々頂きました。

ギャラリー以外の場所で作品を紹介させて頂いて、こういったお客さまの声が聞けた事は嬉しい体験でした。早速松岡さんにも報告しようと思っています。

美味しいお茶の入れ方だけでなく、グラスに合わせたお茶を実際に楽しんで頂ける講座です。御興味ある方は是非お運び下さい。

今月の講座はあと2回。21(木)15:00-15:50と26(火)10:30-11:20に行います。
お申し込み、お問い合わせは
ルピシア自由が丘本店1F ティースクール
東京都目黒区自由が丘1-25-17(東急東横線・大井町線 自由が丘駅) 徒歩5分
0120-95-3699 (平日10:30〜18:30)
teaschool@lupicia.co.jp

ルピシアの自由ヶ丘本店は自然光の入る広い店内で、ゆっくりとお茶を選ぶ事が出来ます。
2Fではお食事もでき、地下で焼いている美味しいパンを買う事も出来ます。
そして嬉しいのがお茶が試飲出来る事。テイスティングカウンターが用意
されているので気になるお茶があったらお試しになれます。
このテイスティングカウンターの一角で松岡洋二さんのうす口グラスをはじめ、
他の作品数アイテムを8/4〜8/26まで展示販売しています。
お出かけの際は、こちらも合わせてご覧下さいね。




 2008/06/25  鎌倉へ


黒田真琴さんの夏の帽子と写真の展示を見に鎌倉のアトリエキカへ。

鎌倉は久し振り。しかも一人で行くのは初めて。
この日はあまり予定も決めず、ホントにふらりとでかけた。

梅雨の晴れ間、気持ちの良い天気で、人でにぎわう駅前を通り越して
歩いて行った。ちょっと駅から距離がある場所なのでいつもはバスを使ったり
するけど、鎌倉に来た。という気分を味わうには歩くほうが楽しい。

ご無沙汰しているお店やギャラリーが何件かあるので、顔を出し、元気そうな
顔に出会いながら、緑の中を歩いて行くと、大塔宮の大きな鳥居が見えて来た。

キカさんも随分久し振り。一歩中に入ると、黒田さんの綺麗な色の帽子が
目に飛び込んで来る。

いつも見ているウールの素材とは違って、軽やか。
麻、シルク、竹、自分で染めた糸。相変わらず細部のこだわりが心憎い。

ボタンの色とそれを留める糸の色が違ってたり、太さの違う糸を2本どりにして
色がグラデーションしていたり。相変わらずの色の組み合わせも楽して美しい。

そして大事なシルエット。これもまた冬の帽子同様ホントにキレイ。
見ているだけでは分からない被る人によって変化する表情。
改めて黒田さんのセンスにぐっとくる。

そしてモノクロの写真。今回はイタリアの写真。帽子の世界と違った表現。
切り取るシーン、その目線には場所の空気感が暖かく感じられる。
額も頼んでつくってもらったという金属が錆びた感じのものや木のフレームで、
キカさんの雰囲気ともぴったり合っている。

ふたつの世界。本人も語っている様に、そのどちらもが旅のかけら。
そのお裾分けを見たり、身につけられる。とても贅沢な気分になる。

展示は29(日)まで
カフェでは美味しいケーキと飲み物を楽しめます。

OPEN 12:30-17:30

Atelier Kika+Cafe GRASS
鎌倉市二階堂91
0467-24-7025
鎌倉駅より京浜急行バス「大塔宮行き」終点下車、大塔宮前
http://www.silverspace.net/at.htm

 2008/06/27(金)  お茶の時間


黒田さんの説明を聞いた後、一緒にお茶を。

この日はフランボワーズの酸味が夏の様な暑さにぴったりのケーキ。
うすいブルーのあじさいが涼しげ。

外にある席で緑を見ながら気持ちの良い時間。

12月に行う帽子と写真の個展の話しで盛り上がる。

ゆったりとしたでも充実した時間を過ごせた。

そしてなんとこれまた久々のガラス作家、たくままりさんにも会えて。

ガラスの再開準備を始めているたくまさん、試作中の素敵なリングを
つけていた。また作品に会える日も遠くなさそう。こちらも楽しみ。

時間を決めずふらりと行く鎌倉満喫。
 2008/06/17(火)  雨


銀座松屋で見たディスプレイ。

雨を忘れさせてくれるさわやかなディスプレイに思わず見とれる。
 2008/06/06  硝子と布から生まれる対話

早くも今年は梅雨入り。といいつつ今日は真夏の様ですが・・・。

昨日、学芸大学にあるグラスホッパーギャラリーで始まった高梨良子さんとまつやまさとこさんの「硝子の手紙 布の手紙」を観に行く。

展示前、素材をちらりと見ていたり話しを聞いていたので楽しみにしていた。

入った瞬間、高梨さんの硝子作品の涼やかさと軽やかさが、それまでの雨の道のりを忘れさせてくれた。

壁面にはまつやまさんの布絵。まつやまさんの布絵にはとても静かなものがたりが流れている。そして暖かい。いつもじ〜っと見入ってしまう。今回は、布絵のパーツに高梨さんの硝子を使っている。それが本当に綺麗で素敵で。高梨さんも今回は布絵の作品を考えてシンプルな「縞」それも白がメインの作品で統一。(うつわ類)その縞の作品が、雨のラインのようでただただその美しさに見惚れる。

いくら見ていても飽きない。どちらも繊細な作品なので、じっくり見るといろんな発見がある。それが又嬉しい。雨もいいなと感じる。

そして一番気になったのは標本箱。箱はまつやまさんがつくったもの。
そして中の標本を高梨さんがつくっている。これがものすごく楽しい。
色んな形や色の硝子のパーツが箱の中に・・・・。

違う素材が語り合う対話が見えるまさに往復書簡的展覧会。

雨の日にでかけると格別に楽しめる展覧会のように思う。

学芸大学にあるグラスホッパーギャラリーで。
目黒区中央町2-6-1/03-5724-7098
11(木)まで
11:00-19:00 最終日は17:00

 2008/05/26(月)  夏の日射し


すごく寒かったりすごく暑かったり半袖で歩いていたと思ったらセーターが
欲しくなったり・・・。

気候がホントに不安定で体調崩してる人も多い。

雨も多いので、緑が一気に濃くなって夏が近づいている感じがする。

写真はクラフト作家渡辺嘉子さんの花器に表でものすごい勢いで育っている
どくだみを入れたもの。

花は愛らしいのに名前が気の毒。涼しげでとても好きな花。


Diary v1.1